<   2007年 11月 ( 5 )   > この月の画像一覧

医療秘書業務への診療報酬点数化

 中医協の診療報酬基本問題小委員会では平成20年度診療報酬改定にて、医療秘書(医師事務補助従事者)に対して、診療報酬点数化対象とする方向性でほぼ確定している。
 この理由として、勤務医不足の中の勤務医労働負担軽減の目的でその一つの策として挙げられた。

 勤務医の事務作業負担の軽減により、患者への説明に充分な時間を取ることが可能となり、患者への不安軽減にもつながる。
 特に急性期医療を担う病院において、医師の事務作業を支援する事務職員が対象になりそうです。

 そこで、内閣府認証機関 医療福祉情報実務能力協会では、その対象となる医師補助職員として、医療秘書情報実務能力検定試験1級・2級を対象資格として来年度は策定する予定です。その後、対応職員に対して別の資格称号付与を検討中です。(参照:日本病院会ニュース)

                           TERADA医療福祉カレッジ 学長 別府武彦
[PR]
by gakuchou | 2007-11-21 19:18

病院はどのように選ばれるのか

 私たち医療機関従事者の最大に考えなければならないのは、患者にどのように選ばれるのかを把握することです。
 その場合、施設もそうですが、医師・看護師から病院管理・運営職まで、対、患者に対して選ばれる病院にふさわしい人格形成と知識と技と術を兼ね備えた、医療機関従事者になることです。
 そこで、日本病院会「病院長・幹部職員セミナー」で基調講演のあった、江戸川病院理事長の加藤正弘先生の調査結果を簡単にまとめました。

< 医療機関側や医療機関従事者が受け止めるべきこと >
 
- 病院選択のポイント -
①医療レベルが高いという評判が一番
②いつもかかっている、病院の主治医機能が大切
③500床以上の大病院ほど主治医機能が大切
④病院情報はお年よりほど近所の評判、若い人はホームページ重視
⑤生産年齢者は通院の便を重視
⑥看板や雑誌、本はほとんど無意味

 
 以上のように気をつけることは、
①医療レベルが高いことをどうやって評判を立てるか。
②病院の主治医機能が大切!医師や看護師、コ・メディカルスタッフなどすべての医療従事者が患者との人間的なコミュニケーションをしっかりととるかです。
③大病院ほど主治医機能は大切で、慶応大学附属病院でも4,500人の患者が毎日訪れるのはそのためです。
④病院情報は、近所の評判としっかりと情報が見られるホームページが必要です。
⑤働いている人は、勤務地や自宅、最寄の駅に近いなど、近いということはわりと大切なことです。
⑥看板や雑誌、本などは患者の外来動機づけにはならないようです。

 そのほかの調査も踏まえた結果、「外来で待ち時間が少ないからこの病院を選びました」というよりも、逆に待たされてもいいから良い医療を提供して、患者さんが繰り返して来るような主治医にすること。
 また、様々な医療従事者との人間関係や近い関係を築くことが一番大切であることがわかります。
 今回の調査結果では、待たされるのが嫌だという人は居なかったようです。


*日本病院会雑誌11月号「病院、入院・外来患者へのアンケート調査の結果報告」江戸川病院 加藤正弘 引用・参照
[PR]
by gakuchou | 2007-11-16 12:46

メンタルケア学術学会(R)開催のお知らせ

 来週の日曜日、メンタルケア界での大行事!!『メンタルケア学術学会(R)』が開催されます。
 詳細は以下の通りです。
 まず、メンタルケアの業界で活躍するためには、実際!活躍されている方々の学術研究や事例はしっかりと参考にして、各皆さんにも役に立てる情報や知識として蓄積すべきことです。
学会参加には、当カレッジなど教育機関の受講生であることが最低条件です。
思い立ったら吉日!1日遅れれば、半年無駄にするなど、実際に取り掛からなければ前には進みません。

-詳細データ-

日時
平成19年11月18日(日) 13:00~
会場
東京交通会館
内容
●講演 メンタルケア学術学会 理事長 別府武彦
●参加者ディスカッション「相談援助が与える心の安定」~職域を隔てないコミュニケーションを目指して~
●分科会 分科分野リーダー(メンタルケア心理専門士・薬剤師・栄養士・訪問看護員など)
●研究事例発表
[PR]
by gakuchou | 2007-11-14 18:21

ちょっとブレイク!

 ここでは、ちょとブレイクとして、私が載っている雑誌で、今年度!あと数ヶ月・・・
の占いコーナーがあります。
 私のタイプになった人の運命が掲載されています。
 見事!!私のタイプになられた方は!!!

 今月12月号のJJを見てください!

e0092647_15332141.jpg

[PR]
by gakuchou | 2007-11-14 15:36

医療病院崩壊は正に!

まずは、下記のニュースを読んでください。

<読売新聞ニュースより引用>

東京都北区の総合病院「東十条病院」が、日大の医師派遣中止を理由に新規の患者や救急搬送の受け入れの休止を表明したことについて、日大側は29日、「大学として医師派遣しないとは決めていない」と説明、両者の説明に食い違いがあることがわかった。

 一方、東十条病院はこの日、「日大側の対応も含め、経営面の総合判断で全科休診を決めた」と、経営環境の悪化を強調した。同病院が職員に対し、解雇通告を開始していることも判明。病院前には29日朝、転院先の紹介を受けるために患者らが列を作り、突然の診療休止発表の波紋は広がりを見せている。

 日大医学部庶務課の立石重美課長は29日、読売新聞の取材に対し、「26日に東十条病院から、医師が確保できず、全科休診すると聞いた。病院側の事情についての説明が一切なく、どうしてこうなったのかよく分からない。きちんと事実確認をして、対応を検討したい」と話した。

 また、東十条病院に医師を派遣していた日大板橋病院の沢充・院長によると、板橋病院の眼科医師が1人減るため、9月30日付で、東十条病院から常勤医師を1人引き揚げ、10月以降は非常勤医師を出すという形で話がまとまっていたという。「全科休診になるというのは、東十条病院で張り紙を見た医者からの話で初めて聞いた。約束違反だ」と憤慨している。

 日大では、東十条病院への派遣については、各診療科ごとに調整しているという。立石課長は「診療科ごとの調整が難航していたのかもしれないが、今後も協力関係を続ける考えだった」と話した。

 一方、東十条病院の佐藤一幸事務長は29日、読売新聞の取材に対し、「昨年から病院の経営が赤字に転じたうえ、日大から医師を引き揚げたいという話もあった。経営環境が悪化しているため、院長が経営判断として全科休診を決めた」として、日大側の対応も休診決定の一因になったと説明した。

紹介状を求め 患者30人が列
 東十条病院では29日、午前8時の開門前から、転院先の紹介状を求める約30人の患者が並んだ。

 開院当時から、整形外科と内科に通院しているという北区王子の無職女性(70)は「医師からは、『まだ大丈夫だ』と聞かされていた。まさか、全科が休診になるとは」。週3回、電動車いすで通院しているといい、「遠くの病院には通えない。しっかりした説明と対応をしてもらいたい」と不安そうに話した。

 同区東十条のパート女性(75)も「整形外科、内科などに通っているが、まさか、すべての診療科が休止になるとは思わなかった」と驚いた様子で話していた。

 病院内で患者の応対にあたっていた女性看護師は「患者からは『無責任じゃないか』と怒られているが、すみませんと謝るしかない」と疲れた表情だった。

(2007年9月29日 読売新聞)


 以上のニュースに対して、どうしてこのような問題が起こるのか、これは、正に今抱えている医療問題の典型的結果論で生じた問題です。

 ・研修医制度
 ・診療報酬制度
 ・医師、看護師不足問題
 ・医療機関経営の欠落

 など。

 これは、私たちの数少ない医療福祉コンサルタントや医療法人経営側、そして国との一体となって現在の医療崩壊に対して考え、対処していかなければ、東十条病院問題以上のことが身近に起こることは間違いありません。

 データ:東十条病院は東京都北区で一番の大規模病院であり、救急医療など地域での中核 病院
[PR]
by gakuchou | 2007-11-01 13:34